« 安原製作所 回顧録 | トップページ | 積もり出した »

2008.01.20

安原一式 修理顛末

もう4年前の話になりますが、手持ちの安原一式のシャッターボタンがポロリと脱落しました。
暫くはそのまま放置してましたが、安原製作所閉鎖の話を聞いて、慌てて修理に出しました。

Sbutn

判り難いかも知れませんが、シャッターダイアルの上に置いて有るのが脱落したシャッターボタンです。
軍艦部の板金裏を、シャッターボタンとプラスチックの部品で挟んでいるようですが、そこの部品が割れたようです。

元々、部品が不良だったとの事で、結果として無償修理して貰いました。
但し、破断面を見る限り、あまり強度の有る作りには見えませんでしたので、使い続けて行くにはアキレス腱となるのかも知れません。

とりあえず、シャッターボタンに曲がったり捻ったりする力は、極力掛けないほうが良いでしょう。
シャッターボタンアタッチメントやレリーズも、あんまりきつく締め込まない方が良いと思います。


修理に出す際、丁度在庫処分セールされていたので、どうしようか迷ってたカメラケースを買いました。
カメラ自体は、中国製工業製品クオリティ(の中ではマシな方)ですが、こちらのケースは本体より出来が良い位でした。
こういう皮革製品や縫製品は、既に彼の国では お手の物になってたからでしょうね。

T981renew


T981cas1


T981cas2

グレーの皮革で、一式のバッジが付いてます。
適度に張りがあり、適度に柔らかく、良い感じの革です。

上の画像では、Lマウント標準レンズとしては比較的体格の良いCanonの50/1.4ですが、特にきつくも無く収まります。
(当然ですが、沈胴レンズだとブカブカ)

下ケースだけ付けてても、持ち易さに効果有ります。
あのグラグラのセルフタイマーも、気にならなくなりますし。


 

さて、上記の修理に出した際に、安原製作所から今後 修理業者さんへ依頼するときの注意点を連絡いただいていました。
自分への備忘録を兼ねて、ココに記録しておきます。

~~ 以下、Mailから転載 ~~

■分解時の注意
軍艦部を分解する場合、正面から見てファインダーガラスを止めている
4本のネジの内、下の2つは外さないで下さい。
(ごく初期の型を除いて)下2つのネジは内側で止めている部品があり、
ネジを外してしまうと、部品が機関部に落ち込んで、そのまま動かせば
壊れる場合があります、また上手く部品を取り出せたとしても再取り付けが
非常に面倒です。
軍艦部のカバーを取り去る場合、ファインダーガラスを止めている金属ワクの
2つのネジを残したまま(つまりボディーに枠がついたまま)分解して下さい。
軍幹部のカバーが取れればガラスも上方に抜けます。
(ガラス清掃目的の時も軍艦部を外してから行って下さい))

■組み立て時の注意
巻き戻しクランクの頭を元の軸に付けるには、普通の巻き戻し方向に閉めれば
つきます。
ただし、このときフィルム室側のクランク軸を押さえて強く閉めると、負荷が
強すぎ、ギアが破損したりゆがんで巻き戻しの時に嫌な抵抗が出るようになる
可能性があります。
クランクの元に戻すときは少しゆるめに閉め、後はフィルム巻き戻しの時の
抵抗で自然に閉まるぐらいが丁度よいと思います。
(緩すぎて知らない間に落ちてしまうと問題ですが)

|

« 安原製作所 回顧録 | トップページ | 積もり出した »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59948/17767215

この記事へのトラックバック一覧です: 安原一式 修理顛末:

« 安原製作所 回顧録 | トップページ | 積もり出した »